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こんにちは♪
さて今回の連休の1日は、夏休みに向けてのお尻訓練。 アモーレが、今回はトスカーナまで出かけてみようか。と張り切って提案したのに対し、何でトスカーナ?トスカーナは住んでるから別に行かなくてもいいよ。それよりジェノバから近くてフィレンツェから遠い、あまり行く機会のないピエモンテに連れて行ってよ。 とあっさり却下しましたらば、せっかく提案したのに取り下げて、、、とブツブツ言ってたアモーレがすぐにそんな愚痴をやめて 「だったら、おいしいものを食べに行こう。」 と目がキラリ☆。と光りました。 9年目になるイタリア滞在で、初めて心からおいしいと思ったお料理をご紹介しましょう。 行った先はバッソピエモンテのエルサという街にある、小さなリストランテ。 アモーレがまだ技師として働いていた時に、近くまで来ると必ず寄っていた思い出のお店でもあります。 Basso Pimemonte(バッソ・ピエモンテ、スプマンテで有名なアスティのあたりです)地帯で知らない人がいないほど有名なお店だそうでして、でもそんな感じが全然しない店の前。(笑) 前にもメニューのないお店に行っておいしかったので、今回もそうかなと期待を寄せつつ、、(メニューのないお店だったんです)、お店に入ると席に着く前に立食でウェルカム・アペリティーボが出されます。おつまみでサラミと無造作におかれたグリッシーニが出たのですが、まずこのサラミを食べたところで、普通のお店とは違うなと分かった私。 席に着きます。テーブルにはここでも自家製グリッシーニが無造作におかれておりました。 このグリッシーニがおいしいのなんのって、、、もともとグリッシーニは好きなのに、自家製なんて食べたことないからバクバク食べそうになったのをアモーレに取り上げられました。(泣) そして前菜盛り合わせ。好きなだけ食え(笑)方式です。 自家製カプラ(やぎ)チーズ・アーモンドのせ、子牛のツナマヨソース、自家製ハムのカルパッチョ、ハムと脂身の多いやっわらかーい生ハム(激うま)、野菜のオリーブオイル漬け ワゴンに乗り切れなかった前菜の続きです。ハム入りカッネローニ風(上のとろっとしたチーズがまた絶品)とアスパラガス。甘くてとろけて、あわせてあったチーズとよく合って美味。 そして前菜のつけあわせ(!)で出てきた、パプリカとアンチョビー パプリカとアンチョビーって超合います。たまらん。参った。 プリモ(パスタ)はそう感動ものじゃなかったんだよ。とアモーレが昔の記憶を手繰り寄せて言ってましたが、確かにパスタはワレワレパスタ同好会のもののほうが味もよかった気が。。。 しっかり手打ちですけどね。 これはきのことトマトの手打ちパスタなんですが、小さく切ってあるトマトが甘くて甘くて!←別の意味で感動 メインはこちら。 ローストビーフか猪の煮込みの2択だったのですが、既に前菜でおなか一杯の私は無難にペラペラのローストビーフを選択したのですが、猪もちょっと味見程度にどうですか?と親切なウェイターさんがお皿についでくれました。 猪、絶品です! 私猪は基本、ダメです。 でもこの猪は口に入れるとワインの芳香で満たされます。 参りました。 到底おなかに入りきれないデザート 奥からオレンジのジェラート、プチチーズケーキ、(手前左)チョコレートのジェラート、(手前右)プロフィッテロール【シュークリームのチョコレートソースがけ】 昔はメインとデザートの間にチーズプレートも出てきたそうで、チーズ1種類選ぶと、これ(選択しなかったチーズ)はいらないの?これは?と結局全種類ちょっとずつ食べさせてくれたそうで。(笑) デザート見ると、それうなずけます。 そしてもっと感動秘話だったのが、アモーレがお会計しようとしたら 「会社はいくら負担してくれるの?」 「10ユーロです。」 お店の人はそれを聞いて領収書に10ユーロ。と書いてアモーレに渡したので、10ユーロはあくまでも会社に提出するための領収書と思ったアモーレは、トータルでおいくらですか?と聞くと10ユーロでいいと言って、10ユーロしか払わせてくれなかったので本当にびっくりした。と言っておりました。 こんだけ食べて10ユーロ? とにかくこの辺りでこのお店のことを知らない人はいないから、土曜とか日曜はまず超満席で予約も取れない状態だから、土日で稼ぐ分、平日はちょっとの利益でいいと思っているんじゃないかな。 とはアモーレ談。 おなか一杯のアモーレ。デジカメのメモリーカードをいじっております。 今回は二人で50ユーロ払いましたが(アモーレ、ご馳走様)、水・ワイン、コーヒーも頼んで、この料理の内容で一人25ユーロはやはり破格だと思います。 何よりも、ここで食事をして、今更ですが素材だけで引き立つ料理のおいしさ、素材と素材の組み合わせでおいしさが更にアップする、ほんとに素朴なんですけど素朴ゆえのおいしさっていうんですかね。 イタリア料理ってこんなに美味しかったんだ。と改めて感じさせてくれるお店でした。 私がミシュランの審査員だったら、☆あげちゃうな~。 すっごい僻地(失礼、だって途中がけ崩れで(爆)道が閉鎖になってて大分遠回りして行ったんですもの~)だけど、食べるためだけに行く価値のあるレストランだと思いました。 あと田舎なんで、とにかく暖か味のあるサービスにもほろっときます。(笑) レストランの周りはこんな感じです。 一面のぶどう畑。これに糸杉があったら、トスカーナと間違えてしまいそう。 さすがワインの有名な地区ですな~。
by dolcenori
| 2009-06-03 08:15
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